肉が苦手な犬には、魚を使ったドッグフードを

犬はもともと肉食です。ところが、肉が苦手だという犬も、なかにはいるんですね。

 

タンパク質は重要な栄養源

ヒトにとっても同じですが、犬にとってもタンパク質を摂取するのは非常に重要なことです。

血や骨、筋肉、皮膚、被毛など、犬の体を構成するほとんどの部分はタンパク質を基にして作られます。

もしもタンパク質の補給が足りなくなると、皮膚や被毛などから影響が見え始めます。

「皮膚が荒れている」「体臭がきつい」「抜け毛の量が増えた」などのトラブルがみられる場合は、栄養不足も疑った方がいいですね。

 

タンパク質は犬の免疫機能を維持するうえでも欠かせません。細胞の中で代謝を担っている酵素はタンパク質を基にしています。

異物から体を守る免疫細胞もタンパク質から作られますよね。

タンパク質不足の影響がもっとも早く現れるのは免疫系だといわれています。

ヒトも、栄養不足になると風邪を引きやすくなるなどの症状が出ますよね。

 

オオカミを祖先とする肉食性の犬の体には、動物性タンパク質の消化に優れているという特徴があります。

草食動物の腸は体長の約20倍もの長さがあるのに対して、犬を含む肉食動物の腸は体長の約6倍の長さしかありません。

そのため、なるべく消化しやすい動物性タンパク質で栄養補給をする必要があります。

ふつうはトウモロコシや大豆由来の植物性タンパク質ではなく、肉や魚由来の動物性タンパク質が犬にはむいているし、喜ぶのですが・・・

犬が肉を好まないという場合は、植物性であってもタンパク質を含むものを与えた方が良いですね。

 

魚を喜ぶなら魚でもいい?

ドッグフードは、牛肉や鶏肉、ラム肉など、肉類を使ったものが多いですね。

しかし肝心の犬が肉類を喜ばないとしたら、どうしたらよいでしょうか。

動物性タンパク質が摂取できる食品の中でも、魚は優秀です。

 

魚のドッグフードを選んでみる

ドッグフードは肉をメインに使っているものだけではなく、魚をタンパク源としているものも販売されています。

こうした魚のドッグフードを選ぶ人の多くは、犬が肉を好まない、皮膚炎や体臭などの原因になる、という理由によるものです。

 

せっかく魚のドッグフードを選ぶのであれば、タンパク源として魚しか使われていないものを選ぶのがおすすめです。

できれば魚も1種類のみを使っているものが望ましいでしょう。

魚をベースとするドッグフードには、ドライフードや缶詰などのウェットタイプもあります。

肉類を主に使っているドッグフードよりも食いつきが悪い場合もあるため、犬の反応に応じて食べてくれそうなものを選びましょう。

このように、魚のドッグフードを与えることにはさまざまなメリットがあります。

肉類が苦手な犬や、アレルギーが心配されるという場合は、魚を中心としたドッグフードを選んでみてもいいですね。