犬のフードは消化のよいものを選びたいですね

フードに含まれる栄養素はちゃんと摂取させたいもの。でもわんちゃんによっては、消化不良などのトラブルを起こすこともありますよね。

犬のフードは種類も多く、選び方もなかなか難しいものです。

消化の良いフードはどうやって選んだらいいのでしょう。

消化の良いフードが必要な場合とは?

消化の良いフードが必要なケースは、主に3つです。

1つ目は「胃腸が弱っている状態」。「嘔吐や便秘」「お腹が緩い場合」も、これにあたるかと思います。

嘔吐は、胃腸で消化できなかったものが逆流した際に起こります。ストレスやフードの食べすぎでも起こるので、見極めが難しいですよね。

 

吐き戻しと呼ばれるものや、空腹や早食いによるものであることもあるので、吐しゃ物を観察して獣医に告げることも大切です。

もともと胃腸が弱いとされているトイプードルなどは、胃腸の調子にかかわらず消化の良いフードが望ましいですね。

 

2つ目は、「ドライフードに切り替える前の子犬の場合」です。

子犬は消化器官が発達していないため、「子犬専用」のフードを与えます。健康な成犬であれば、食事は1日2~3回に分けますが、子犬は1日3~4回に分けることが一般的です。

子犬は消化までの時間が短いため、空腹にならないよう食事の回数を増やすようにします。

子犬用のフードは、栄養を吸収しやすく作られています。

 

消化する力が落ちたシニア犬にも、消化の良いフードを与えます。

シニア犬は、消化器官が衰えて消化不良を起こしやすくなっています。そのため消化に良い「シニア犬用」のフードが必要です。消化をサポートしながら、十分な栄養を与えられます。

食事の回数も多めに、3~4回に分けると、消化器官への負担も減らせるとされています。

消化の良いドッグフードの選び方

まず、パッケージに表示されている原材料を確認しましょう。パッケージの原材料表示は、配合されている量が多い順に表示しなければならないという決まりがあるのです。

一般に「肉類」が最も多く配合されていると消化に良いと聞きます。しかし、「生肉」の場合はおよそ70%は水分。必ずしも十分な栄養素が含まれているとは限りません。

 

そのため、原材料表示に加え、消化をサポートする目的で作られているフードであるかを確認することがポイントです。

消化サポートのための栄養素や原料が入っているフードには、その旨表記されています。そういった表示があるかどうかが、ひとつの目安になりますね。

離乳食みたいにして与える方法もある

慢性的な消化不良には、ドライフードを避け、離乳食のような柔らかいフードにして与えてもよいですね。

いつも食べているドライフードの量を少し減らし、お湯でふやかします。フードがしっかり浸かる程度のぬるま湯を入れ、容器にふたをして15分ほど置いてふやかし、つぶしてペースト状にします。

熱湯でふやかしてしまうと、栄養素が壊れてしまうため注意が必要です。ペースト状にする際に水分が残っている場合にも、フードの栄養素が溶け出しているため、捨てずにそのまま与えます。

 

お湯でふやかしたフードは腐りやすいため、食べ残しはすぐに片づけましょう。長時間置いたままにしていたものを犬が食べてしまうといけませんからね。

腸内環境を整えることも大切

犬は、下痢が続くことで腸内環境が悪化することがあります。腸内の善玉菌が流れ悪玉菌が増えるためです。

下痢の原因としては、フードやストレス、年齢が挙げられます。フードとストレスについては、飼い主のケアにより改善できるものです。

犬のストレスは、添加物の多いフードや水分の多い野菜や果物の過剰摂取による体内環境のストレスと、精神的なストレスの2種類があります。

 

犬にとっては、室内で過ごす時間が長く運動量が足りないこと、飼い主との適切なコミュニケーション不足が精神的なストレスになるといえるでしょう。

人もそうですが、コミュニケーションは、相手のことを理解したうえでの愛情表現やしつけなどの関わりです。

理解せずにコミュニケーションを取ると、ストレスをかかえることになってしまいます。

栄養的な問題がなさそうなら、精神的なストレスかもしれません。関わり方を考え直してみるのも、ひとつの手ですね。

 

フードのケアでは、乳酸菌を摂取させ、善玉菌を増やして腸内環境を整える方法もあります。

消化の良いフードに加え、乳酸菌入りのボーロやビスケットなどおやつを与えることも有効です。

犬の健康維持のためには、腸内環境を整えることは大切なポイントとなります。

消化をサポートするフードを与えよう

胃腸の状態が悪いと感じる場合、胃腸とは無関係に思えるアレルギー性疾患やアトピーなどが原因の可能性もあります。

そのため、嘔吐やお腹の調子が緩いなどの症状が見られた場合、獣医師に相談することが最適です。