子犬におやつを与えるのはいつからがいい?

愛犬は可愛いものですが、子犬となればまた、格別に可愛いですよね。

その可愛い姿を見ていると、ついおやつもあげたくなります。

でも人間の子どももそうですが、喜ぶからといってやみくもにおやつを与えるのは考えもの。

子犬におやつを与えるのはいつからが適切なのでしょう。

 

犬におやつを与える目的

そもそも、犬におやつは必要なのかどうかという話です。

栄養面からみると、ちゃんとしたドッグフードを与えていれば、犬におやつを与える必要はないんですよね。

おやつを与えすぎたら肥満になったり、成人病のような病気になるなど、あまり良いことはありません。

それでも、犬にはおやつも必要とされています。その目的とはなんでしょう。

 

空腹を満たすという単純な役割はありますね。

いつも以上に散歩で動き回ったときや、家族の外出に連れて行ってもらえたときには、体力を消耗しています。

そんなときにおやつを与えることは、犬の体力を回復させる良い方法です。

でも子犬の体力は無尽蔵。そんな必要もないように思えます。

 

子犬にとっておやつの役割とは?

おやつは、犬と飼い主とのコミュニケーションを深めてくれるもの。

大好きな飼い主から、愛情表現や正しい行動をしたご褒美としておやつをもらうと、犬も幸せを感じます。

子犬の場合は、この役割が大きいのではないでしょうか。

たとえば、しつけをするときのご褒美として。

犬はものごとを学習するとき、行動と結果を結びつけて覚えます。そのため、犬が正しい行動をしたときに飼い主がおやつを与えれば、犬はその行動をするといいことが起きると覚えます。

その結果、子犬をスムーズにしつけられます。

 

もちろん、もので釣るのではなくほめてあげるのも効果的。でも子犬にとっては、おやつのほうが具体的でわかりやすいですよね。

おやつをあげたときに、飼い主がスキンシップで愛情を表現したり「ヨシ」「Good」などと声をかけたりすれば、さらに効果が増します。

 

子犬にはいつから与えるの?

おやつは、離乳食が始まれば与えても大丈夫。ただし、ドライフードに慣れるまでは、固いおやつは避けたほうが無難。

まだ内蔵が十分に成長していないためです。

消化不良で吐いてしまうことがあります。月齢でいうと、2~3カ月ぐらいからが目安でしょうか。

ペットショップなどから子犬を迎えるのがこの時期になるでしょう。この頃には、乳歯が生えそろっているのでおやつを消化できます。

 

この時期は、しつけをはじめるべき時期でもあります。

月齢2~3カ月の子犬は、自我が目覚めてないうえに好奇心が旺盛なので、しつけに最適な時期なのです。おやつを使えば、より効果的にしつけができます。

 

「3つ子の魂100まで」ということわざがありますが、犬の場合も同じです。

迎えてすぐの時期は自我に芽生えていないうえに好奇心が旺盛。いろいろなことをやらかしますが、その時がしつけのしどきです。

「マテ」「オスワリ」「オイデ」など簡単なものから教えるのがいいですね。

その時に、おやつを使うのは効果的な方法です。

 

子犬に与えたいおやつはどんなもの?

おやつがしつけに効果的だからとはいえ、何でも食べさせて良いというわけではありませんよね。

子犬の時期は体を作る大切な期間ですから、添加物の入っているものは避けたいものです。

栄養バランスがよく、犬が好む食味のものを。ペットショップで相談するのもいいですね。

 

市販品なら野菜ボーロや小魚、クッキーなどが良いでしょう。ささみも子犬のおやつに向いています。

焼くかボイルしたものを、子犬が食べやすい一口大に切るだけなので簡単です。

低脂肪・高タンパクのささみですが、子犬にとっても栄養満点のおやつになります。

おやつにはいくつか注意点があります。まず、与えすぎないことが重要です。

目安としては、食べる量全体の10~20%に抑えましょう。

おやつの与えすぎは栄養のバランスを壊してしまいます。

子犬の時期はしつけの手段として与えるのが適切です。そうすれば、食べ過ぎになることはないでしょう。

 

次に気をつけたいのは、人間用の味の付いたおやつを与えてしまうことです。

味の付いたおやつは塩分の含まれているものが多いですが、犬は塩分を人間ほど必要としません。

与えすぎると子犬の健康を損ねてしまいます。

犬には犬用のおやつを。それが基本です。